結論から言ってしまうと、健やかの正しい読み方は「すこやか」になります。
健やかの”健”は「すこ(やか)」「したた(か)」「けん」と読むことができますが、健やかは「すこやか」と読むのが正しく、「けんやか」と読むのは間違いです。
次の章で健やかの意味について解説していきます。
健やかは「健康で元気なさま/心が健全なさま」の意味として用いられています。
後者の意味での健全というのは、”考え方や行動が偏(かたよ)っていないこと。また、そのさま”の意味になります。
健やかを用いた例文としては、「健やかな成長を祈る」や、
「健やかな精神を育む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「健康で元気なさま」の意味で、
後者の例文は「心が健全なさま」の意味で使用しています。
また健やかの類義語としては、「壮健(そうけん)・息災(そくさい)・頑丈(がんじょう)・健勝(けんしょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても健やかと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「健やかの読み方と意味、”けんやか”と”すこやか”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど