結論から言ってしまうと、偏りの正しい読み方は「かたより」になります。
偏りの”偏”は「かたよ(る)」「へん」と読むことができますが、
偏りは「かたより」と読むのが正しく、「へんり」と読むのは間違いです。
次の章で偏りの意味について解説していきます。
偏りは「一方へ寄り、均衡(きんこう)を欠くこと/特定の物事だけを重視して、不公平または不均衡な状態になること」の意味として用いられています。
均衡(きんこう)というのは、”2つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さなどの釣り合いがとれていること”です。
偏りを用いた例文としては、「栄養が偏り過ぎている」や、
「彼の考え方は平等で偏りがない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「一方へ寄り、均衡を欠くこと」の意味で、
後者の例文は「特定の物事だけを重視して、不公平または不均衡な状態になること」の意味で使用しています。
以上が「偏りの読み方と意味、”へんり”と”かたより”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど