異存の読み方と意味、「いそん」と「いぞん」正しいのは？

このページでは異存の読み方と意味、「いそん」と「いぞん」どちらが正しいのかを解説しています。

１．異存の正しい読み方は「いそん」「いぞん」？

結論から言ってしまうと、異存の正しい読み方は「いぞん」になります。

異存の”異”は「こと」「い」、”存”は「あ（る）」「そん」「ぞん」と読むことができますが、異存は「いぞん」と読むのが正しく、「いそん」と読むのは間違いです。

また異存（いぞん）のように「異（い）」が用いられている言葉には、
「変異（へんい）・異動（いどう）・異性（いせい）・異称（いしょう）」などがあります。

異存（いぞん）のように「存（ぞん）」が用いられている言葉には、
「現存（げんぞん）・所存（しょぞん）・生存（せいぞん）・存外（ぞんがい）」などがあります。

次の章で異存の意味について解説していきます。

異存は「ある考えとは違った考えのこと。また、反対の意見や、不服な気持ちのこと」の意味として用いられています。

異存を用いた例文としては、「その決定に異存はない」や、
「特に異存がなければそのように致します」のような使い方で用いられています。

また異存の類義語としては、「異議（いぎ）・異説（いせつ）・反意（はんい）・反論（はんろん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても異存と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「異存の読み方と意味、”いそん”と”いぞん”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、