結論から言ってしまうと、留守の正しい読み方は「るす」になります。
留守の”留”は「と(める)」「とど(める)」「りゅう」「る」、”守”は「まも(る)」「しゅ」「す」と読むことができますが、留守は「るす」と読むのが正しく、「りゅうしゅ」と読むのは間違いです。
また留守(るす)のように「留(る)」が用いられている言葉は、留守の他には「歌留多(かるた)・久留米(くるめ)」があります。
留守(るす)のように「守(す)」が用いられている言葉は、留守の他には見つけることができませんでした。
次の章で留守の意味について解説していきます。
留守は「外出して家にいないこと/主人や家族の外出中に、その家を守ること/他に気を取られてやるべきことがなおざりになること」の意味として用いられています。
留守を用いた例文としては、「留守を預かる」や、「手元が留守になっている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「主人や家族の外出中に、その家を守ること」の意味で、後者の例文は「他に気を取られてやるべきことがなおざりになること」の意味で使用しています。
また留守の類義語としては、「不在(ふざい)・無人(むじん)・居留守(いるす)・もぬけの殻(から)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても留守と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「留守の読み方と意味、”るす”と”りゅうしゅ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど