結論から言ってしまうと、逝くの正しい読み方は「いく」「ゆく」の両方になります。
逝くの”逝”は「い(く)」「ゆ(く)」「せい」と読むことができます。
ただ逝くは「いく」「ゆく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で逝くの意味について解説していきます。
逝く(いく)は「死ぬこと。逝去(せいきょ)すること/性交の快感が絶頂に達すること」の意味として用いられています。
逝くを「いく」と読むと上記のような意味になりますが、
「ゆく」と読むと「死ぬこと。逝去すること」の意味のみとなります。
「いく」は口語(話し言葉)で用いられ、「ゆく」は文語(書き言葉)で用いられることがほとんどです。
このように逝くは「いく」「ゆく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また逝くの類義語としては、「昇天(しょうてん)・成仏(じょうぶつ)・辞世(じせい)・他界(たかい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても逝くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「逝くの読み方と意味、”いく”と”ゆく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど