結論から言ってしまうと、脆いの正しい読み方は「もろい」になります。
脆いの”脆”は「もろ(い)」「やわ(らかい)」「ぜい」と読むことができますが、脆いは「もろい」と読むのが正しく、「やわい」と読むのは間違いです。
「やわい」というのは、”柔い”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で脆いの意味について解説していきます。
脆いは「崩れやすいこと。壊れやすいこと/感情に動かされやすいこと」の意味として用いられています。
脆いを用いた例文としては、「彼らの友情は脆くも崩れさった」や、
「彼女はとても涙脆い」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「崩れやすいこと。壊れやすいこと」の意味で、
後者の例文は「感情に動かされやすいこと」の意味で使用しています。
また脆いの類義語としては、「脆弱(ぜいじゃく)・軟弱(なんじゃく)・貧弱(ひんじゃく)・華奢(きゃしゃ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても脆いと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「脆いの読み方と意味、”もろい”と”やわい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど