結論から言ってしまうと、留めるの正しい読み方は「とめる」「とどめる」の両方になります。
留めるの”留”は「と(める)」「とど(める)」「りゅう」「る」と読むことができます。
ただ留めるは「とめる」「とどめる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で留めるの意味について解説していきます。
留める(とめる)は「引きとめること。行かせないようにすること/固定して離れないようにすること/目や耳を向けること/あとに残るようにすること」の意味として用いられています。
留(と)めるを用いた例文としては、「書類をピンで留(と)める」や、
「心に留(と)めておくよ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「固定して離れないようにすること」の意味で、
後者の例文は「あとに残るようにすること」の意味で使用しています。
留めるを「とめる」と読むと上記のような意味になりますが、「とどめる」と読むと「移動させないで、元の所にいさせること/元の形のままで、あとに残すこと/ある範囲・限度内で終らせること」の意味となります。
留(とど)めるを用いた例文としては、「記録に留(とど)める」や、
「とりあえず聞くだけに留(とど)める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「元の形のままで、あとに残すこと」の意味で、
後者の例文は「ある範囲・限度内で終らせること」の意味で使用しています。
以上が「留めるの読み方と意味、”とめる”と”とどめる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど