このページでは従うの読み方と意味、「ならう」と「したがう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.従うの正しい読み方は「ならう」「したがう」?

 

結論から言ってしまうと、従うの正しい読み方は「したがう」になります

 

従うの”従”は「したが(う)」「じゅう」と読むことはできますが、
「なら(う)」と読むことはできないので、従うを「ならう」と読むのは間違いです。

 

 

「ならう」というのは、”倣う・習う”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で従うの意味と類義語について解説していきます。

 

2.従うの意味と類義語について

 

従うの意味は下記のとおりです。

  1. 後ろについて行くこと。後に続くこと
  2. 逆らわずに、その通りにすること。服従すること
  3. 物事の勢いや自然の流れに沿うようにすること
  4. 応じること。また、順応(じゅんのう)すること
  5. 倣(なら)うこと。真似ること
  6. (”~に従って”の形で)~とともに。~につれて

 

 

従うを用いた例文としては、「実力に従って課題を作る」や、
「見本に従って作る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「応じること。また、順応すること」の意味で、
後者の例文は「倣うこと。真似ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また従うの類義語としては、「屈服(くっぷく)・迎合(げいごう)・佞臣(ねいしん)・追従(ついじゅう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても従うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「従うの読み方と意味、”ならう”と”したがう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 従うの正しい読み方は「したがう」で、「ならう」は間違い。
  • 従うの類義語には、「屈服・迎合・佞臣・追従」などがある。

<従うの意味>

  1. 後ろについて行くこと。後に続くこと
  2. 逆らわずに、その通りにすること。服従すること
  3. 物事の勢いや自然の流れに沿うようにすること
  4. 応じること。また、順応すること
  5. 倣うこと。真似ること
  6. (”~に従って”の形で)~とともに。~につれて

 

 

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