結論から言ってしまうと、従うの正しい読み方は「したがう」になります。
従うの”従”は「したが(う)」「じゅう」と読むことはできますが、
「なら(う)」と読むことはできないので、従うを「ならう」と読むのは間違いです。
「ならう」というのは、”倣う・習う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で従うの意味と類義語について解説していきます。
従うの意味は下記のとおりです。
従うを用いた例文としては、「実力に従って課題を作る」や、
「見本に従って作る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「応じること。また、順応すること」の意味で、
後者の例文は「倣うこと。真似ること」の意味で使用しています。
また従うの類義語としては、「屈服(くっぷく)・迎合(げいごう)・佞臣(ねいしん)・追従(ついじゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても従うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「従うの読み方と意味、”ならう”と”したがう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<従うの意味>
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>