このページでは自らの読み方と意味、「おのずから」と「みずから」どちらが正しいのかを解説しています。




1.自らの正しい読み方は「おのずから」「みずから」?


結論から言ってしまうと、自らの正しい読み方は「おのずから」「みずから」の両方になります


自らの”自”は「みずか(ら)」「おのずか(ら)」「じ」と読むことができます。



一般的には自らは「みずから」と読むことがほとんどで、「おのずから」は”自ずから”と書き表されることがほとんどです。


自らの”自”という字には「おのずか(ら)」という読み方がありますが、”自ら”と表記したときに「みずから」と判別しにくくなるため、「おのずから」は”自ずから”と書き表されることがほとんどです。



また自らは「おのずから」「みずから」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。


次の章で自らの意味について解説していきます。



2.自らの意味について


自ら(おのずから)は「自然に。ひとりでに」の意味として用いられています。



自らを「おのずから」と読むと上記のような意味になりますが、
「みずから」と読むと「自分。自分自身のこと/自分で。自分自身で」の意味となります


このように自らは「おのずから」「みずから」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。




自らを用いた例文としては、「自(みずか)らを省みる」や、
「自(みずか)ら過ちを認める」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「自分。自分自身のこと」の意味で、
後者の例文は「自分で。自分自身で」の意味で使用しています。



以上が「自らの読み方と意味、”おのずから”と”みずから”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 自らの正しい読み方は「おのずから」「みずから」の両方。
  • 自ら(おのずから)は「自然に。ひとりでに」の意味。
  • 自ら(みずから)は「自分。自分自身のこと/自分で。自分自身で」の意味。



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