結論から言ってしまうと、自らの正しい読み方は「おのずから」「みずから」の両方になります。
自らの”自”は「みずか(ら)」「おのずか(ら)」「じ」と読むことができます。
一般的には自らは「みずから」と読むことがほとんどで、「おのずから」は”自ずから”と書き表されることがほとんどです。
自らの”自”という字には「おのずか(ら)」という読み方がありますが、”自ら”と表記したときに「みずから」と判別しにくくなるため、「おのずから」は”自ずから”と書き表されることがほとんどです。
また自らは「おのずから」「みずから」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で自らの意味について解説していきます。
自ら(おのずから)は「自然に。ひとりでに」の意味として用いられています。
自らを「おのずから」と読むと上記のような意味になりますが、
「みずから」と読むと「自分。自分自身のこと/自分で。自分自身で」の意味となります。
このように自らは「おのずから」「みずから」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
自らを用いた例文としては、「自(みずか)らを省みる」や、
「自(みずか)ら過ちを認める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「自分。自分自身のこと」の意味で、
後者の例文は「自分で。自分自身で」の意味で使用しています。
以上が「自らの読み方と意味、”おのずから”と”みずから”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど