このページでは残存の読み方と意味、「ざんそん」と「ざんぞん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.残存の正しい読み方は「ざんそん」「ざんぞん」?

 

結論から言ってしまうと、残存の正しい読み方は「ざんそん」「ざんぞん」の両方になります

 

残存の”存”は「あ(る)」「そん」「ぞん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には残存は「ざんぞん」と読むことが多いです。

 

 

 

また残存(ざんそん)のように「存(そん)」が用いられている言葉には、
「存在(そんざい)・存続(そんぞく)・存立(そんりつ)・存亡(そんぼう)」などがあります。

 

残存(ざんぞん)のように「存(ぞん)」が用いられている言葉には、
「異存(いぞん)・温存(おんぞん)・現存(げんぞん)・生存(せいぞん)」などがあります。

 

 

次の章で残存の意味と類義語について解説していきます。

 

2.残存の意味と類義語について

 

残存は「なくならないで残っていること」の意味として用いられています。

 

 

残存を用いた例文としては、「残存勢力はこれだけだ」や、
「一部残存しているものがある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また残存の類義語としては、「名残(なごり)・残留(ざんりゅう)・余韻(よいん)・残余(ざんよ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても残存と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「残存の読み方と意味、”ざんそん”と”ざんぞん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 残存の正しい読み方は「ざんそん」「ざんぞん」の両方。
  • 残存は「なくならないで残っていること」の意味。
  • 残存の類義語には、「名残・残留・余韻・残余」などがある。

 

 

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