さて日常的に使われるもので「注ぐ」という言葉があります。
この注ぐに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
注ぐがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは注ぐの読み方と意味、「つぐ」と「そそぐ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.注ぐの正しい読み方は「つぐ」「そそぐ」?
では注ぐの正しい読み方は、「つぐ」「そそぐ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、注ぐの正しい読み方は「つぐ」「そそぐ」の両方になります。
注ぐの”注”は「つ(ぐ)」「そそ(ぐ)」「ちゅう」と読むことができます。
ただ注ぐは「つぐ」「そそぐ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で注ぐの意味について解説していきます。
2.注ぐの意味について
では注ぐの意味について見ていきましょう。
まず注ぐ(つぐ)は「液体を器にそそぎ入れること」の意味として用いられています。
注ぐを「つぐ」と読むと上記のような意味になりますが、「そそぐ」と読むと下記のような意味になります。
- 流れ込むこと
- 雨や雪が降ること
- 光などがさしこむこと
- 流し入れること。また、容器に水などをつぐこと
- 液体をかけること
- 涙を流すこと
- 目・心・力などを集中すること
このように注ぐは「つぐ」「そそぐ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また注ぐを用いた例文としては、「湯呑みにお茶を注(つ)ぐ」や、
「最後の競技に全力を注(そそ)ぐ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「液体を器にそそぎ入れること」の意味で、
後者の例文は「目・心・力などを集中すること」の意味で使用しています。
以上が「注ぐの読み方と意味、”つぐ”と”そそぐ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 注ぐの正しい読み方は「つぐ」「そそぐ」の両方。
- 注ぐ(つぐ)は「液体を器にそそぎ入れること」の意味。
<注ぐ(そそぐ)の意味>
- 流れ込むこと
- 雨や雪が降ること
- 光などがさしこむこと
- 流し入れること。また、容器に水などをつぐこと
- 液体をかけること
- 涙を流すこと
- 目・心・力などを集中すること