さて日常的に使われるもので「文る」という言葉があります。
この文るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
文るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは文るの読み方と意味、「ぶんる」と「かざる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.文るの正しい読み方は「ぶんる」「かざる」?
では文るの正しい読み方は、「ぶんる」「かざる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、文るの正しい読み方は「かざる」になります。
文るの”文”は「かざ(る)」「ふみ」「ぶん」と読むことができますが、
文るは「かざる」と読むのが正しく、「ぶんる」と読むのは間違いです。
ただ一般的には「かざる」は”飾る”と書き表されることがほとんどです。
次の章で文るの意味と類義語について解説していきます。
2.文るの意味と類義語について
では文るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず文るは「美しく、または立派に見えるようにすること/表面を繕(つくろ)って実際よりも良く見せかけること」の意味として用いられています。
文るを用いた例文としては、「部屋を文る」や、
「上辺(うわべ)を文る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「美しく、または立派に見えるようにすること」の意味で、
後者の例文は「表面を繕って実際よりも良く見せかけること」の意味で使用しています。
また文るの類義語としては、「装飾(そうしょく)・化粧(けしょう)・虚飾(きょしょく)・気取る(きどる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても文ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「文るの読み方と意味、”ぶんる”と”かざる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 文るの正しい読み方は「かざる」で、「ぶんる」は間違い。
- 文るは「美しく、または立派に見えるようにすること/表面を繕って実際よりも良く見せかけること」の意味。
- 文るの類義語には、「装飾・化粧・虚飾・気取る」などがある。