結論から言ってしまうと、放るの正しい読み方は「はなる」「ほうる」の両方になります。
放るの”放”は「はな(す)」「はな(れる)」「ほう(る)」と読むことができます。
一般的には放るは「ほうる」と読むことがほとんどです。
ただ放るは「はなる」「ほうる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で放るの意味について解説していきます。
放る(はなる)は「繋いだものが解けること。自由になること/矢や弾丸などが発射されること」の意味として用いられています。
放るを「はなる」と読むと、「放(はな)れる」の文語形(書き言葉)になります。
放るを「はなる」と読むと上記のような意味になりますが、「ほうる」と読むと「持っている物を離れた所へ向けて投げること/途中でやめること/手をつけずに放置すること」の意味となります。
このように放るは「はなる」「ほうる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
放るを用いた例文としては、「宿題を放(ほう)ってゲームをする」や、
「放(ほう)っておくと悪化してしまう」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「途中でやめること」の意味で、
後者の例文は「手をつけずに放置すること」の意味で使用しています。
以上が「放るの読み方と意味、”はなる”と”ほうる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど