さて日常的に使われるもので「枯死」という言葉があります。
この枯死に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
枯死がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは枯死の読み方と意味、「こし」と「かれし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.枯死の正しい読み方は「こし」「かれし」?
では枯死の正しい読み方は、「こし」「かれし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、枯死の正しい読み方は「こし」になります。
枯死の”枯”は「か(れる)」「こ」と読むことができますが、
枯死は「こし」と読むのが正しく、「かれし」と読むのは間違いです。
また枯死(こし)のように「枯(こ)」が用いられている言葉には、
「枯渇(こかつ)・枯淡(こたん)・枯燥(こそう)・栄枯(えいこ)」などがあります。
枯死(こし)のように「死(し)」が用いられている言葉には、
「仮死(かし)・決死(けっし)・死角(しかく)・死守(ししゅ)」などがあります。
次の章で枯死の意味と類義語について解説していきます。
2.枯死の意味と類義語について
では枯死の意味と類義語について見ていきましょう。
まず枯死は「草木が枯れてしまうこと」の意味として用いられています。
枯死を用いた例文としては、「枯死を防ぐために行うこと」や、
「枯死した植物が堆積したもの」のような使い方で用いられています。
また枯死の類義語としては、「腐敗(ふはい)・朽廃(きゅうはい)・萎れる(しおれる)・朽ちる(くちる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても枯死と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「枯死の読み方と意味、”こし”と”かれし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 枯死の正しい読み方は「こし」で、「かれし」は間違い。
- 枯死は「草木が枯れてしまうこと」の意味。
- 枯死の類義語には、「腐敗・朽廃・萎れる・朽ちる」などがある。