このページでは朽廃の読み方と意味、「こうはい」と「きゅうはい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.朽廃の正しい読み方は「こうはい」「きゅうはい」?

 

結論から言ってしまうと、朽廃の正しい読み方は「きゅうはい」になります

 

朽廃の”朽”は「く(ちる)」「きゅう」と読むことはできますが、
「こう」と読むことはできないので、朽廃を「こうはい」と読むのは間違いです。

 

 

「こうはい」というのは、”荒廃(こうはい)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また朽廃(きゅうはい)のように「朽(きゅう)」が用いられている言葉には、
「腐朽(ふきゅう)・不朽(ふきゅう)・老朽(ろうきゅう)・若朽(じゃっきゅう)」などがあります。

 

朽廃(きゅうはい)のように「廃(はい)」が用いられている言葉には、
「荒廃(こうはい)・退廃(たいはい)・廃屋(はいおく)・廃坑(はいこう)」などがあります。

 

 

次の章で朽廃の意味と類義語について解説していきます。

 

2.朽廃の意味と類義語について

 

朽廃は「建物などが古くなり、役に立たなくなること」の意味として用いられています。

 

 

朽廃を用いた例文としては、「朽廃した家屋がある」や、
「その建物は朽廃寸前の状態だった」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また朽廃の類義語としては、「老朽(ろうきゅう)・腐敗(ふはい)・劣化(れっか)・損壊(そんかい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても朽廃と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「朽廃の読み方と意味、”こうはい”と”きゅうはい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 朽廃の正しい読み方は「きゅうはい」で、「こうはい」は間違い。
  • 朽廃は「建物などが古くなり、役に立たなくなること」の意味。
  • 朽廃の類義語には、「老朽・腐敗・劣化・損壊」などがある。

 

 

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