朴訥の読み方と意味、「ぼくとつ」と「ぼくのう」正しいのは？

さて日常的に使われることはあまりないですが、「朴訥」という言葉があります。

この朴訥に使用されている漢字（特に”訥”）は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

そこでこのページでは朴訥の読み方と意味、「ぼくとつ」と「ぼくのう」どちらが正しいのかを解説します。

どうぞご覧ください。

では朴訥の正しい読み方は、「ぼくとつ」「ぼくのう」どちらなのかを見ていきましょう。

結論から言ってしまうと、朴訥の正しい読み方は「ぼくとつ」になります。

朴訥の”朴”は「ぼく」、”訥”は「ども（る）」「とつ」と読むことはできますが、”訥”は「のう」と読むことはできないので、朴訥を「ぼくのう」と読むのは間違いです。

また朴訥（ぼくとつ）のように「朴（ぼく）」が用いられている言葉には、
「素朴（そぼく）・質朴（しつぼく）・純朴（じゅんぼく）・朴念仁（ぼくねんじん）」などがあります。

朴訥（ぼくとつ）のように「訥（とつ）」が用いられている言葉は、朴訥の他には「訥弁（とつべん）・訥々（とつとつ）」しか見つけることができませんでした。

次の章で朴訥の意味と類義語について解説していきます。

では朴訥の意味と類義語について見ていきましょう。

まず朴訥は「飾り気（け）がなく、口数が少ないさま」の意味として用いられています。

朴訥を用いた例文としては、「彼は朴訥な性格をしている」や、
「朴訥で、真面目な人物だ」のような使い方で用いられています。

また朴訥の類義語としては、「誠実（せいじつ）・無骨（ぶこつ）・素朴（そぼく）・真面目（まじめ）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても朴訥と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「朴訥の読み方と意味、”ぼくとつ”と”ぼくのう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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