朱雀の読み方と意味、「しゅじゃく」と「すざく」正しいのは？

このページでは朱雀の読み方と意味、「しゅじゃく」と「すざく」どちらが正しいのかを解説しています。

１．朱雀の正しい読み方は「しゅじゃく」「すざく」？

結論から言ってしまうと、朱雀の正しい読み方は「しゅじゃく」「すざく」「すじゃく」になります。

朱雀の”朱”は「あか」「しゅ」「す」、”雀”は「すずめ」「じゃく」と読むことができます。

ただ一般的には朱雀は「すざく」と読むことがほとんどです。

朱雀の”雀”という字は単体で「ざく」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「しゅじゃく」から「すざく」という読み方に変化しました。

簡単に言うと音変化というのは、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

この音変化により、朱雀は通常では読むことができない「すざく」という読み方になったんですね。

次の章で朱雀の意味について解説していきます。

朱雀は「四神（しじん）のひとつで、南方を守護する神のこと」の意味として用いられています。

白は五行説（ごぎょうせつ）において、南に位置付けられることから、朱雀は”南方を守護する神”とされています。

五行説というのは、古代中国における思想のことで、万物は”火・水・木・金・土”の５種類の元素から成る、という説のことです。

また朱雀の類義語としては、「玄武（げんぶ）・青龍（せいりゅう）・白虎（びゃっこ）・鳳凰（ほうおう）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても朱雀と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「朱雀の読み方と意味、”しゅじゃく”と”すざく”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、