結論から言ってしまうと、有縁の正しい読み方は「うえん」になります。
有縁の”有”は「あ(る)」「ゆう」「う」と読むことができますが、
有縁は「うえん」と読むのが正しく、「ゆうえん」と読むのは間違いです。
また有縁(うえん)のように「有(う)」が用いられている言葉には、
「有無(うむ)・稀有(けう)・有卦(うけ)・有心(うしん)」などがあります。
有縁(うえん)のように「縁(えん)」が用いられている言葉には、
「無縁(むえん)・血縁(けつえん)・内縁(ないえん)・良縁(りょうえん)」などがあります。
次の章で有縁の意味について解説していきます。
有縁は「仏や菩薩(ぼさつ)に教えを受ける縁(えん)があること/何らかの関係があること」の意味として用いられています。
有縁を用いた例文としては、「有縁の人々」や、
「この一族に有縁のあるもの」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「仏や菩薩に教えを受ける縁があること」の意味で、
後者の例文は「何らかの関係があること」の意味で使用しています。
また有縁の類義語としては、「因縁(いんねん)・続柄(つづきがら)・縁故(えんこ)・所縁(ゆかり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても有縁と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「有縁の読み方と意味、”うえん”と”ゆうえん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど