このページでは所在の読み方と意味、「ありか」と「しょざい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.所在の正しい読み方は「ありか」「しょざい」?

 

結論から言ってしまうと、所在の正しい読み方は「しょざい」になります

 

所在の”所”は「ところ」「しょ」、”在”は「あ(る)」「ざい」と読むことができますが、所在は「しょざい」と読むのが正しく、「ありか」と読むのは間違いです。

 

 

「ありか」というのは、”在処・在り処”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また所在(しょざい)のように「所(しょ)」が用いられている言葉には、
「所属(しょぞく)・関所(せきしょ)・箇所(かしょ)・急所(きゅうしょ)」などがあります。

 

所在(しょざい)のように「在(ざい)」が用いられている言葉には、
「在庫(ざいこ)・在勤(ざいきん)・存在(そんざい)・介在(かいざい)」などがあります。

 

 

次の章で所在の意味について解説していきます。

 

2.所在の意味について

 

所在は「物事が存在する所。また、人の居る場所のこと/すること。行為」の意味として用いられています。

 

 

所在を用いた例文としては、「責任の所在をはっきりさせる」や、
「所在がないため寝て過ごす」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事が存在する所のこと」の意味で、
後者の例文は「すること。行為」の意味で使用しています。

 

一般的には所在は「物事が存在する所。また、人の居る場所のこと」の意味で使われることがほとんどです。

 

 

 

また所在の類義語としては、「居所(きょしょ)・住所(じゅうしょ)・座標(ざひょう)・居場所(いばしょ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても所在と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「所在の読み方と意味、”ありか”と”しょざい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 所在の正しい読み方は「しょざい」で、「ありか」は間違い。
  • 所在は「物事が存在する所。また、人の居る場所のこと/すること。行為」の意味。
  • 所在の類義語には、「居所・住所・座標・居場所」などがある。

 

 

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