結論から言ってしまうと、和やかの正しい読み方は「にこやか」「なごやか」の両方になります。
和やかの”和”は「なご(やか)」「わ」と読むことができます。
一般的には和やかは「なごやか」と読むことがほとんどです。
ただ和やかは「にこやか」「なごやか」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
もともと和やかの”和”という字には「にこ(やか)」という読み方はありません。
ですが”和”という字の持っている意味が「にこやか」という言葉の意味と似ていたために、”和やか”に「にこやか」という読み方が当てられました。
次の章で和やかの意味について解説していきます。
和やか(にこやか)は「嬉しそうな笑みを浮かべる様子のこと。にこにこしているさま/物柔らかなさま」の意味として用いられています。
物柔らか(ものやわらか)というのは、”態度や言葉に柔らかみがあり、穏やかな様子”の意味です。
和やかを「にこやか」と読むと上記のような意味になりますが、
「なごやか」と読むと「物柔らかなさま」の意味となります。
このように和やかは「にこやか」「なごやか」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
和やかを用いた例文としては、「和(にこ)やかに挨拶をする」や、
「会議は和やかな雰囲気で進められた」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「嬉しそうな笑みを浮かべる様子のこと。にこにこしているさま」の意味で、後者の例文は「物柔らかなさま」の意味で使用しています。
以上が「和やかの読み方と意味、”にこやか”と”なごやか”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど