このページでは吐くの読み方と意味、「つく」と「はく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.吐くの正しい読み方は「つく」「はく」?

 

結論から言ってしまうと、吐くの正しい読み方は「つく」「はく」の両方になります

 

吐くの”吐”は「は(く)」「つ(く)」「と」と読むことができます。

 

 

 

一般的には吐くは「はく」と読むことがほとんどです。

 

ただ吐くは「つく」「はく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で吐くの意味について解説していきます。

 

2.吐くの意味について

 

吐く(つく)は「息などを吐(は)き出すこと/(好ましくないことを)口に出して言うこと」の意味として用いられています。

 

 

吐くを「つく」と読むと上記のような意味になりますが、「はく」と読むと「(体内にあるものを)口・鼻から体の外へ出すこと/中にあるものを外に出すこと/(心の中で思っていることなどを)言葉に出すこと」の意味となります

 

このように吐くは「つく」「はく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

吐くを用いた例文としては、「親友に嘘を吐(つ)く」や、
「煙突から煙を吐(は)く」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「(好ましくないことを)口に出して言うこと」の意味で、
後者の例文は「中にあるものを外に出すこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また吐くの類義語としては、「嘔吐(おうと)・嘔吐く(えずく)・嗚咽(おえつ)・吐露(とろ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても吐くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「吐くの読み方と意味、”つく”と”はく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 吐くの正しい読み方は「つく」「はく」の両方。
  • 吐く(つく)は「息などを吐き出すこと/(好ましくないことを)口に出して言うこと」の意味。
  • 吐く(はく)は「(体内にあるものを)口・鼻から体の外へ出すこと/中にあるものを外に出すこと/(心の中で思っていることなどを)言葉に出すこと」の意味。
  • 吐くの類義語には、「嘔吐・嘔吐く・嗚咽・吐露」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!