結論から言ってしまうと、吐くの正しい読み方は「つく」「はく」の両方になります。
吐くの”吐”は「は(く)」「つ(く)」「と」と読むことができます。
一般的には吐くは「はく」と読むことがほとんどです。
ただ吐くは「つく」「はく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で吐くの意味について解説していきます。
吐く(つく)は「息などを吐(は)き出すこと/(好ましくないことを)口に出して言うこと」の意味として用いられています。
吐くを「つく」と読むと上記のような意味になりますが、「はく」と読むと「(体内にあるものを)口・鼻から体の外へ出すこと/中にあるものを外に出すこと/(心の中で思っていることなどを)言葉に出すこと」の意味となります。
このように吐くは「つく」「はく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
吐くを用いた例文としては、「親友に嘘を吐(つ)く」や、
「煙突から煙を吐(は)く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(好ましくないことを)口に出して言うこと」の意味で、
後者の例文は「中にあるものを外に出すこと」の意味で使用しています。
以上が「吐くの読み方と意味、”つく”と”はく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど