このページでは労わるの読み方と意味、「ろうわる」と「いたわる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.労わるの正しい読み方は「ろうわる」「いたわる」?

 

結論から言ってしまうと、労わるの正しい読み方は「いたわる」になります

 

労わるの”労”は「いたわ(る)」「ねぎら(う)」「ろう」と読むことができますが、労わるは「いたわる」と読むのが正しく、「ろうわる」と読むのは間違いです。

 

 

また「いたわる」は本来であれば”労る”と書き表されますが、”労わる”という書き方も間違いではありません

 

本来は”労”という字の読み方には「いた(わる)」は存在せず、「いたわ(る)」しかありませんが、”労(いたわ)る”と”労(ねぎら)う”がややこしいことから”労わる”という表記も認められてます。

 

次の章で労わるの意味について解説していきます。

 

2.労わるの意味について

 

労わるは「老人・病人など弱い立場の者に優しく接すること/苦労をねぎらうこと」の意味として用いられています。

 

 

労わるを用いた例文としては、「年寄りを労わる」や、「部下を労わる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「老人・病人など弱い立場の者に優しく接すること」の意味で、後者の例文は「苦労をねぎらうこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「労わるの読み方と意味、”ろうわる”と”いたわる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 労わるの正しい読み方は「いたわる」で、「ろうわる」は間違い。
  • 労わるは「老人・病人など弱い立場の者に優しく接すること/苦労をねぎらうこと」の意味。

 

 

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