結論から言ってしまうと、何れの正しい読み方は「いずれ」になります。
何れの”何”は「なに」「なん」「いず(れ)」と読むことができますが、
何れは「いずれ」と読むのが正しく、「なにれ」と読むのは間違いです。
次の章で何れの意味について解説していきます。
何れは「どれ。どちら。どっち/どういう成り行きになるとしても。どっちみち/いつとははっきり言えないが、近いうちに。そのうちに」の意味として用いられています。
何れを用いた例文としては、「上手く隠しても何れはバレる」や、「何れそちらへ伺います」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「どういう成り行きになるとしても。どっちみち」の意味で、後者の例文は「いつとははっきり言えないが、近いうちに。そのうちに」の意味で使用しています。
また何れの類義語としては、「結局(けっきょく)・所詮(しょせん)・必至(ひっし)・遅かれ早かれ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても何れと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「何れの読み方と意味、”なにれ”と”いずれ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど