さて日常的に使われるもので「伴う」という言葉があります。
この伴うに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
伴うがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは伴うの読み方と意味、「はんう」と「ともなう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.伴うの正しい読み方は「はんう」「ともなう」?
では伴うの正しい読み方は、「はんう」「ともなう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、伴うの正しい読み方は「ともなう」になります。
伴うの”伴”は「ともな(う)」「はん」「ばん」と読むことができますが、伴うは「ともなう」と読むのが正しく、「はんう」と読むのは間違いです。
次の章で伴うの意味と類義語について解説していきます。
2.伴うの意味と類義語について
では伴うの意味と類義語について見ていきましょう。
まず伴うは「一緒に行くこと。ついて行くこと/同時に併(あわ)せ持つこと。同時に別の事を生じさせること/釣り合いがとれること」の意味として用いられています。
伴うを用いた例文としては、「それは危険を伴う作業だ」や、
「収入に伴った生活をする」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「同時に併せ持つこと。同時に別の事を生じさせること」の意味で、後者の例文は「釣り合いがとれること」の意味で使用しています。
また伴うの類義語としては、「同伴(どうはん)・付随(ふずい)・帯同(たいどう)・付帯(ふたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても伴うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「伴うの読み方と意味、”はんう”と”ともなう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 伴うの正しい読み方は「ともなう」で、「はんう」は間違い。
- 伴うは「一緒に行くこと。ついて行くこと/同時に併せ持つこと。同時に別の事を生じさせること/釣り合いがとれること」の意味。
- 伴うの類義語には、「同伴・付随・帯同・付帯」などがある。