結論から言ってしまうと、仰せの正しい読み方は「おおせ」になります。
仰せの”仰”は「あお(ぐ)」「おお(せ)」「ぎょう」と読むことができますが、仰せは「おおせ」と読むのが正しく、「ぎょうせ」と読むのは間違いです。
次の章で仰せの意味について解説していきます。
仰せは「目上の人からの”言いつけ・命令”の尊敬語のこと/おっしゃること。お言葉」の意味として用いられています。
仰せを用いた例文としては、「仰せの通りに致します」や、
「仰せごもっともに存じます」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「目上の人からの”言いつけ・命令”の尊敬語のこと」の意味で、後者の例文は「おっしゃること。お言葉」の意味で使用しています。
また仰せの類義語としては、「用命(ようめい)・令達(れいたつ)・下知(げち)・特命(とくめい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても仰せと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「仰せの読み方と意味、”おおせ”と”ぎょうせ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど