このページでは靡くの読み方と意味、「なびく」と「たなびく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.靡くの正しい読み方は「なびく」「たなびく」?

 

結論から言ってしまうと、靡くの正しい読み方は「なびく」になります

 

靡くの”靡”は「なび(く)」「ひ」「び」と読むことはできますが、
「たなび(く)」と読むことはできないので、靡くを「たなびく」と読むのは間違いです。

 

 

「たなびく」というのは、”棚引く”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で靡くの意味と類義語について解説していきます。

 

2.靡くの意味と類義語について

 

靡くは「風や水の勢いに従って横にゆらめくように動くこと/他の意志・威勢に服従すること/女性が男性に言い寄られて承知すること」の意味として用いられています。

 

 

靡くを用いた例文としては、「強者に靡く」や、「彼女をいくら口説いても靡かなかった」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「他の意志・威勢に服従すること」の意味で、
後者の例文は「女性が男性に言い寄られて承知すること」の意味で使用しています。

 

 

 

また靡くの類義語としては、「扇動(せんどう)・挑発(ちょうはつ)・追従(ついじゅう)・迎合(げいごう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても靡くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「靡くの読み方と意味、”なびく”と”たなびく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 靡くの正しい読み方は「なびく」で、「たなびく」は間違い。
  • 靡くは「風や水の勢いに従って横にゆらめくように動くこと/他の意志・威勢に服従すること/女性が男性に言い寄られて承知すること」の意味。
  • 靡くの類義語には、「扇動・挑発・追従・迎合」などがある。

 

 

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