結論から言ってしまうと、乞うの正しい読み方は「こう」になります。
乞うの”乞”は「こ(う)」「きつ」「こつ」と読むことはできますが、
「ねが(う)」と読むことはできないので、乞うを「ねがう」と読むのは間違いです。
次の章で乞うの意味について解説していきます。
乞うは「他人に、物を与えてくれるよう求めること/何かをしてくれるよう願うこと」の意味として用いられています。
乞うを用いた例文としては、「食べ物を乞う」や、
「どんな結果になるのか、乞うご期待」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「他人に、物を与えてくれるよう求めること」の意味で、
後者の例文は「何かをしてくれるよう願うこと」の意味で使用しています。
後者の「乞うご期待」というのは、「乞うご期待」という言葉を使う側が相手に期待して欲しいと願っています。
これにより後者の例文の”乞う”は、「何かをしてくれるよう願うこと」の意味で用いられている、ということになります。
以上が「乞うの読み方と意味、”こう”と”ねがう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど