このページでは全治と完治の違いについて簡単に解説しています。

 

 

 

1.全治と完治の違いとは?

 

結論から言ってしまうと全治と完治の違いは、
ケガのみが治ることなのか、ケガも含めた状態が完全に治ることなのかです。

 

 

上図のように全治(ぜんち)とはケガのみが治ることで、
完治(かんち)とはケガも含めて以前と同じ状態にまで治ることを言います。

 

つまり全治の場合はリハビリ期間については考慮されていませんが、
完治の場合はケガをする以前と同じ状態に治すためのリハビリ期間も含まれています。

 

なのでもしケガをした場合に「全治2か月」と言われたら、
完治するのにはもっと時間がかかるものだと思ってください。
(その人のケガの治りが予想以上に早くない限りは)

 

 

例えば足が骨折して「全治2か月」と言われたとします。

 

”全治2か月”というのは足の骨折のみを治すための期間ですので、
その間は骨折した方の足は使えなくなります。

 

そうすると2か月もの間、足の筋肉を使っていなかったために、
ケガをする以前よりも足の筋肉は細くなり弱くなっているはずです

 

だから少しずつ元の筋肉の状態に戻していくために、
歩行練習などのリハビリを行っていく期間が必要になります。

 

そして完治とはケガをする以前の状態まで治ることを指すため、
全治2か月に加えて、さきほどのリハビリ期間についても含まれているわけです。

 

このようにケガの完治は、ケガの全治よりも長い期間を必要とします。

 

ちなみに「全治○か月」とは言いますが、「完治○か月」とは言わないので注意してください。

 

 

以上が「全治と完治の違いとは?」でした。

 

 

2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 全治とは、ケガのみが治ること(リハビリ期間は含めない)。
  • 完治とは、ケガをする以前の状態にまで完全に治ること(リハビリ期間も含める)。
  • 「全治○か月」とは言うが、「完治○か月」とは言わない。

 

 

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