結論から言ってしまうと、臭いの正しい読み方は「くさい」「におい」の両方になります。
臭いの”臭”は「くさ(い)」「にお(う)」「しゅう」と読むことができます。
ただ臭いは「くさい」「におい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で臭いの意味について解説していきます。
臭い(におい)は「嗅覚(きゅうかく)を刺激する、不快なくさみ。悪臭のこと/いかにもそのような感じ・気配のこと」の意味として用いられています。
後者の「いかにもそのような感じ・気配のこと」というのは、特に”悪い意味”で使われることがほとんどです。
ちなみに「におい」というのは”匂い”と書き表されることもありますが、
”匂い”は「良いにおい」、”臭い”は「悪いにおい」と使い分けられるため注意が必要です。
臭いを「におい」と読むと上記のような意味になりますが、「くさい」と読むと下記のような意味となります。
このように臭いは「におい」「くさい」のどちらので読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
臭いを用いた例文としては、「犯罪の臭(にお)いがする」や、
「ケチ臭(くさ)いことをしないで欲しい」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「いかにもそのような感じ・気配のこと」の意味で、
後者の例文は「上にくる語の意を強める」の意味で使用しています。
以上が「臭いの読み方と意味、”くさい”と”におい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<臭い(くさい)の意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど