このページでは好好爺(好々爺)の読み方と意味、「こうこうや」と「すきすきじい」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、好好爺の正しい読み方は「こうこうや」になります。
好好爺の”爺”は「じい」「じじ」「や」と読むことができますが、
好好爺は「こうこうや」と読むのが正しく、「すきすきじい」と読むのは間違いです。
また好々爺に用いられている”々”というのは、踊り字の一種で、”同の字点(どうのじてん)”または、片仮名(カタカナ)の「ノ」と「マ」を組み合わせたように見えることから”ノマ点”(俗に”ノマ”)と呼ばれているものです。
(踊り字とは、”国語で、同じ漢字や仮名(かな)を重ねるときに用いる符号のこと”で、”々”は、「あゝ」の”ゝ”などと同じようなもの)
この”々”自体に固有の読み方は存在せず、「好々爺(こうこうや)」や「久々(ひさびさ)」のように、同じ漢字を繰り返すときに、簡単に表す目的で、その漢字の代わりとして使われています。
つまり同じ漢字が繰り返される場合は、その漢字を2回書くよりも”々”で書いた方が楽だから、”々”を使っているというわけです。
なので好々爺は”好好爺”、久々も”久久”とまったく同じものですので覚えておきましょう。
次の章で好好爺(好々爺)の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>