結論から言ってしまうと、歪むの正しい読み方は「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」になります。
歪むの”歪”は「ひず(む)」「ゆが(む)」「いが(む)」「いびつ」「わい」と読むことができます。
一般的には歪むは「ゆがむ」と読むことがほとんどです。
ただ歪むは「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で歪むの意味と類義語について解説していきます。
歪む(ひずむ)は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること」の意味として用いられています。
歪むを「ひずむ」と読むと上記のような意味になりますが、「ゆがむ」「いがむ」と読むと上記の他に、「心や言動が正しくなくなること」の意味も含まれます。
このように歪むは「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
歪むを用いた例文としては、「苦痛で顔が歪む」や、
「彼は歪(ゆが)んだ性格をしている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること」の意味で、後者の例文は「心や言動が正しくなくなること」の意味で使用しています。
また歪むの類義語としては、「歪曲(わいきょく)・屈曲(くっきょく)・湾曲(わんきょく)・偏向(へんこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても歪むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「歪むの読み方と意味、”ひずむ”と”ゆがむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>