このページでは歪むの読み方と意味、「ひずむ」と「ゆがむ」どちらが正しいのかを解説しています。




1.歪むの正しい読み方は「ひずむ」「ゆがむ」?


結論から言ってしまうと、歪むの正しい読み方は「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」になります


歪むの”歪”は「ひず(む)」「ゆが(む)」「いが(む)」「いびつ」「わい」と読むことができます。



一般的には歪むは「ゆがむ」と読むことがほとんどです。


ただ歪むは「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。


次の章で歪むの意味について解説していきます。



2.歪むの意味について


歪む(ひずむ)は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること」の意味として用いられています。



歪むを「ひずむ」と読むと上記のような意味になりますが、「ゆがむ」「いがむ」と読むと上記の他に、「心や言動が正しくなくなること」の意味も含まれます


このように歪むは「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。




歪むを用いた例文としては、「苦痛で顔が歪む」や、
「彼は歪(ゆが)んだ性格をしている」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること」の意味で、後者の例文は「心や言動が正しくなくなること」の意味で使用しています。



以上が「歪むの読み方と意味、”ひずむ”と”ゆがむ”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 歪むの正しい読み方は「ひずむ」「ゆがむ」「いがむ」のすべて。
  • 歪む(ひずむ)は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること」の意味。
  • 歪む(ゆがむ、いがむ)は「ねじれたり、曲がったりして本来の形でなくなること/心や言動が正しくなくなること」の意味。



関連ページ

<難読漢字の一覧>


(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!


(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!


(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!


(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!


(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!


(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!


(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!


(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!


(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>


哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!


依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!


<難読漢字の一覧(偏)>


(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!


<覚えておきたい知識>


鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!


(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!