結論から言ってしまうと、拭うの正しい読み方は「ぬぐう」になります。
拭うの”拭”は「ぬぐ(う)」「ふ(く)」「しょく」「しき」と読むことはできますが、「はら(う)」と読むことはできないので、拭うを「はらう」と読むのは間違いです。
次の章で拭うの意味について解説していきます。
拭うは「拭(ふ)いてきれいにすること/恥・汚点・気持ちなどを消し去ること」の意味として用いられています。
拭うを用いた例文としては、「ティッシュで口を拭う」や、
「それだけでは不安を拭いきれない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「拭いてきれいにすること」の意味で、
後者の例文は「恥・汚点・気持ちなどを消し去ること」の意味で使用しています。
また拭うの類義語としては、「払拭(ふっしょく)・擦る(こする)・払う(はらう)・除く(のぞく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても拭うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「拭うの読み方と意味、”ぬぐう”と”はらう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど