結論から言ってしまうと、括るの正しい読み方は「くくる」「くびる」の両方になります。
括るの”括”は「くく(る)」「くび(る)」「かつ」と読むことができます。
一般的には括るは「くくる」と読むことが多いです。
ただ括るは「くくる」「くびる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で括るの意味について解説していきます。
括る(くくる)は「紐(ひも)や縄をかけて、ばらばらの物を一つにまとめて縛ること/ある物に他の物を縛りつけること/物事にまとまりをつけること」の意味として用いられています。
括(くく)るを用いたものに、”高(たか)を括る”と”腹を括る”という慣用句があります。
”高(たか)を括る”は「大したことはないだろうと甘く見積もること」、
”腹を括る”は「覚悟を決めること。決意を固めること」の意味となります。
それぞれ日常的に用いられることも多いので、意味をしっかりと覚えておきましょう。
括るを「くくる」と読むと上記のような意味になりますが、
「くびる」と読むと「紐などでくくり締めること」の意味となります。
このように括るは「くくる」「くびる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
括るを用いた例文としては、「犯人を木に括(くく)る」や、
「全体を一つに括(くく)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ある物に他の物を縛りつけること」の意味で、
後者の例文は「物事にまとまりをつけること」の意味で使用しています。
以上が「括るの読み方と意味、”くくる”と”くびる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど