このページでは漁るの読み方と意味、「あさる」と「りょうる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.漁るの正しい読み方は「あさる」「りょうる」?

 

結論から言ってしまうと、漁るの正しい読み方は「あさる」「いさる」「すなどる」になります

 

漁るの”漁”は「あさ(る)」「いさ(り)」「すなど(る)」「りょう」「ぎょ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には漁るは「あさる」と読むことがほとんどです。

 

ただ漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で漁るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.漁るの意味と類義語について

 

漁る(あさる)は「動物がエサや獲物を探し求めること/貝や魚などをとること/欲しいものを求めて探し回ること/(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味として用いられています。

 

 

漁るを「あさる」と読むと上記のような意味になりますが、
「いさる」「すなどる」と読むと「貝や魚などをとること」の意味のみとなります

 

このように漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

漁るを用いた例文としては、「野良猫がゴミ箱を漁(あさ)る」や、
「本を読み漁(あさ)る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「動物がエサや獲物を探し求めること」の意味で、
後者の例文は「(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また漁るの類義語としては、「狩猟(しゅりょう)・物色(ぶっしょく)・探索(たんさく)・捜索(そうさく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても漁ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「漁るの読み方と意味、”あさる”と”りょうる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 漁るの正しい読み方は「あさる」「いさる」「すなどる」。
  • 漁る(あさる)は「動物がエサや獲物を探し求めること/貝や魚などをとること/欲しいものを求めて探し回ること/(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味。
  • 漁る(いさる、すなどる)は「貝や魚などをとること」の意味。
  • 漁るの類義語には、「狩猟・物色・探索・捜索」などがある。

 

 

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