結論から言ってしまうと、漁るの正しい読み方は「あさる」「いさる」「すなどる」になります。
漁るの”漁”は「あさ(る)」「いさ(り)」「すなど(る)」「りょう」「ぎょ」と読むことができます。
一般的には漁るは「あさる」と読むことがほとんどです。
ただ漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で漁るの意味と類義語について解説していきます。
漁る(あさる)は「動物がエサや獲物を探し求めること/貝や魚などをとること/欲しいものを求めて探し回ること/(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味として用いられています。
漁るを「あさる」と読むと上記のような意味になりますが、
「いさる」「すなどる」と読むと「貝や魚などをとること」の意味のみとなります。
このように漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
漁るを用いた例文としては、「野良猫がゴミ箱を漁(あさ)る」や、
「本を読み漁(あさ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「動物がエサや獲物を探し求めること」の意味で、
後者の例文は「(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味で使用しています。
また漁るの類義語としては、「狩猟(しゅりょう)・物色(ぶっしょく)・探索(たんさく)・捜索(そうさく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても漁ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「漁るの読み方と意味、”あさる”と”りょうる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>