結論から言ってしまうと、漁るの正しい読み方は「あさる」「いさる」「すなどる」になります。
漁るの”漁”は「あさ(る)」「いさ(り)」「すなど(る)」「りょう」「ぎょ」と読むことができます。
一般的には漁るは「あさる」と読むことがほとんどです。
ただ漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で漁るの意味について解説していきます。
漁る(あさる)は「動物がエサや獲物を探し求めること/貝や魚などをとること/欲しいものを求めて探し回ること/(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味として用いられています。
漁るを「あさる」と読むと上記のような意味になりますが、
「いさる」「すなどる」と読むと「貝や魚などをとること」の意味のみとなります。
このように漁るは「あさる」「いさる」「すなどる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
漁るを用いた例文としては、「野良猫がゴミ箱を漁(あさ)る」や、
「本を読み漁(あさ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「動物がエサや獲物を探し求めること」の意味で、
後者の例文は「(動詞の連用形に付けて)その動作をあちこちで繰り返すこと」の意味で使用しています。
以上が「漁るの読み方と意味、”あさる”と”りょうる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど