結論から言ってしまうと、跨ぐの正しい読み方は「またぐ」になります。
跨ぐの”跨”は「また(ぐ)」「こ」と読むことはできますが、
「かつ(ぐ)」と読むことはできないので、跨ぐを「かつぐ」と読むのは間違いです。
「かつぐ」というのは、”担ぐ”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で跨ぐの意味と類義語について解説していきます。
跨ぐは「股(また)を広げて物の上を越えること。また、その状態で立つこと/かけ渡すこと」の意味として用いられています。
跨ぐを用いた例文としては、「敷居を跨ぐ」や、
「そこには谷を跨ぐつり橋がある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「股を広げて物の上を越えること」の意味で、
後者の例文は「かけ渡すこと」の意味で使用しています。
また跨ぐの類義語としては、「飛び越す(とびこす)・乗り越える(のりこえる)・通る(とおる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても跨ぐと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「跨ぐの読み方と意味、”またぐ”と”かつぐ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>