結論から言ってしまうと、毀れるの正しい読み方は「こぼれる」「こわれる」の両方になります。
毀れるの”毀”は「こぼ(つ)」「こわ(す)」「き」と読むことができます。
ただ一般的には毀れるは「こぼれる」と読むことがほとんどで、「こわれる」は”壊れる”と書き表されることがほとんどです。
そして毀れるは「こぼれる」「こわれる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で毀れるの意味について解説していきます。
毀れる(こぼれる)は「部分的に欠け落ちること」の意味として用いられています。
毀れるを「こぼれる」と読むと上記のような意味になりますが、「こわれる」と読むと「破損すること/故障すること/まとまっている状態がだめになること」の意味となります。
(ただし「こわれる」というのは、一般的に”壊れる”と書き表されることがほとんど)
このように毀れるは「こぼれる」「こわれる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
毀れるを用いた例文としては、「刀の刃が毀(こぼ)れる」や、
「商談が毀(こわ)れる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「部分的に欠け落ちること」の意味で、
後者の例文は「まとまっている状態がだめになること」の意味で使用しています。
以上が「毀れるの読み方と意味、”こぼれる”と”こわれる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど