このページでは塞ぐの読み方と意味、「ふさぐ」と「ふせぐ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.塞ぐの正しい読み方は「ふさぐ」「ふせぐ」?

 

結論から言ってしまうと、塞ぐの正しい読み方は「ふさぐ」になります

 

塞ぐの”塞”は「ふさ(ぐ)」「そく」「さい」と読むことはできますが、
「ふせ(ぐ)」と読むことはできないので、塞ぐを「ふせぐ」と読むのは間違いです。

 

 

「ふせぐ」というのは、”防ぐ”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で塞ぐの意味と類義語について解説していきます。

 

2.塞ぐの意味と類義語について

 

塞ぐの意味は下記のとおりです。

  1. 通り抜けられる所に何かを置くなどして通れなくすること
  2. あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりして隙間(すきま)や穴をなくすこと
  3. 耳・目・口などを手で押さえて覆うこと。また、目・口を閉じること
  4. その場を占領して、他に使えないようにすること
  5. 気分が優れず、憂鬱(ゆううつ)な気持ちになること
  6. 役目・責任を果たすこと

 

 

塞ぐを用いた例文としては、「座席を荷物で塞ぐ」や、
「今は気分が塞いでいる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「その場を占領して、他に使えないようにすること」の意味で、後者の例文は「気分が優れず、憂鬱な気持ちになること」の意味で使用しています。

 

 

 

また塞ぐの類義語としては、「被覆(ひふく)・閉鎖(へいさ)・覆う(おおう)・隠す(かくす)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても塞ぐと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「塞ぐの読み方と意味、”ふさぐ”と”ふせぐ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 塞ぐの正しい読み方は「ふさぐ」で、「ふせぐ」は間違い。
  • 塞ぐの類義語には、「被覆・閉鎖・覆う・隠す」などがある。

<塞ぐの意味>

  1. 通り抜けられる所に何かを置くなどして通れなくすること
  2. あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりして隙間や穴をなくすこと
  3. 耳・目・口などを手で押さえて覆うこと。また、目・口を閉じること
  4. その場を占領して、他に使えないようにすること
  5. 気分が優れず、憂鬱な気持ちになること
  6. 役目・責任を果たすこと

 

 

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