さて日常的に使われるもので「運る」という言葉があります。
この運るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
運るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは運るの読み方と意味、「うんる」と「めぐる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.運るの正しい読み方は「うんる」「めぐる」?
では運るの正しい読み方は、「うんる」「めぐる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、運るの正しい読み方は「めぐる」になります。
運るの”運”は「はこ(ぶ)」「めぐ(る)」「うん」と読むことができますが、運るは「めぐる」と読むのが正しく、「うんる」と読むのは間違いです。
ただ「めぐる」というのは、一般的には”巡る”と書き表されることが多いです。
次の章で運るの意味と類義語について解説していきます。
2.運るの意味と類義語について
では運るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず運るは「ぐるぐる回ること。回りながら進んでいくこと」の意味として用いられています。
「めぐる」は一般的に”巡る”と書き表されることが多いですが、
この”巡る”という言葉には”運る”の意味も含まれています。
なので”巡る”は広く様々な場面で用いられますが、”運る”は限定的な意味で用いられます。
運るを用いた例文としては、「季節は運る」や、
「体の中を血液が運る」のような使い方で用いられています。
また運るの類義語としては、「回転(かいてん)・旋回(せんかい)・循環(じゅんかん)・反復(はんぷく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても運ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「運るの読み方と意味、”うんる”と”めぐる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 運るの正しい読み方は「めぐる」で、「うんる」は間違い。
- 運るは「ぐるぐる回ること。回りながら進んでいくこと」の意味。
- 運るの類義語には、「回転・旋回・循環・反復」などがある。