結論から言ってしまうと、覚るの正しい読み方は「さとる」になります。
覚るの”覚”は「おぼ(える)」「さと(る)」「かく」と読むことができますが、覚るは「さとる」と読むのが正しく、「おぼえる」と読むのは間違いです。
ただ一般的には「さとる」は”悟る”と書き表されることが多いです。
次の章で覚るの意味について解説していきます。
覚るは「表面に表れていない事柄に気が付くこと。察知すること/心の迷いを去って真理を知ること/物事の深い意味や事情などを理解すること」の意味として用いられています。
「さとる」は一般的には”悟る”と書き表されることが多いですが、”覚る”と”悟る”はどちらも意味は同じです。
ただ”覚る”は「表面に表れていない事柄に気が付くこと。察知すること」の意味で、”悟る”は「心の迷いを去って真理を知ること/物事の深い意味や事情などを理解すること」の意味で使われることが多いです。
例文としては、「彼の悪だくみを覚る」や、「世を無常と悟る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「表面に表れていない事柄に気が付くこと。察知すること」の意味で、後者の例文は「物事の深い意味や事情などを理解すること」の意味で使用しています。
以上が「覚るの読み方と意味、”さとる”と”おぼえる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど