このページでは鈍るの読み方と意味、「なまる」と「にぶる」どちらが正しいのかを解説しています。




1.鈍るの正しい読み方は「なまる」「にぶる」?


結論から言ってしまうと、鈍るの正しい読み方は「なまる」「にぶる」の両方になります


鈍るの”鈍”は「なま(る)」「にぶ(い)」「にぶ(る)」「のろ(い)」「どん」と読むことができます。



一般的には鈍るは「にぶる」と読むことが多いです。


ただ鈍るは「なまる」「にぶる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。


次の章で鈍るの意味について解説していきます。



2.鈍るの意味について


鈍る(なまる)は「刃物の切れ味が悪くなること/技量の冴(さ)えがなくなったり、力・勢いなどが弱まること」の意味として用いられています。



鈍るは「なまる」と読むと上記のような意味になりますが、
「にぶる」と読むと「鋭さがなくなること/力・勢いなどが弱まること」の意味となります


このように鈍るは「なまる」「にぶる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。




鈍るを用いた例文としては、「料理の腕が鈍(なま)る」や、「頭が鈍(にぶ)る」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「技量の冴えがなくなったり、力・勢いなどが弱まること」の意味で、後者の例文は「鋭さがなくなること」の意味で使用しています。



以上が「鈍るの読み方と意味、”なまる”と”にぶる”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 鈍るの正しい読み方は「なまる」「にぶる」の両方。
  • 鈍る(なまる)は「刃物の切れ味が悪くなること/技量の冴えがなくなったり、力・勢いなどが弱まること」の意味。
  • 鈍る(にぶる)は「鋭さがなくなること/力・勢いなどが弱まること」の意味。



関連ページ

<難読漢字の一覧>


(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!


(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!


(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!


(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!


(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!


(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!


(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!


(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!


(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>


哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!


依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!


<難読漢字の一覧(偏)>


(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!


<覚えておきたい知識>


鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!


(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!