結論から言ってしまうと、鈍るの正しい読み方は「なまる」「にぶる」の両方になります。
鈍るの”鈍”は「なま(る)」「にぶ(い)」「にぶ(る)」「のろ(い)」「どん」と読むことができます。
一般的には鈍るは「にぶる」と読むことが多いです。
ただ鈍るは「なまる」「にぶる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で鈍るの意味について解説していきます。
鈍る(なまる)は「刃物の切れ味が悪くなること/技量の冴(さ)えがなくなったり、力・勢いなどが弱まること」の意味として用いられています。
鈍るは「なまる」と読むと上記のような意味になりますが、
「にぶる」と読むと「鋭さがなくなること/力・勢いなどが弱まること」の意味となります。
このように鈍るは「なまる」「にぶる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
鈍るを用いた例文としては、「料理の腕が鈍(なま)る」や、「頭が鈍(にぶ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「技量の冴えがなくなったり、力・勢いなどが弱まること」の意味で、後者の例文は「鋭さがなくなること」の意味で使用しています。
以上が「鈍るの読み方と意味、”なまる”と”にぶる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど