さて日常的に使われるもので「殖える」という言葉があります。

 

この殖えるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは殖えるの読み方と意味、「うえる」と「ふえる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.殖えるの正しい読み方は「うえる」「ふえる」?

 

では殖えるの正しい読み方は、「うえる」「ふえる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、殖えるの正しい読み方は「ふえる」になります

 

殖えるの”殖”は「ふ(える)」「しょく」と読むことはできますが、
「う(える)」と読むことはできないので、殖えるを「うえる」と読むのは間違いです。

 

 

「うえる」というのは、”植える”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で殖えるの意味と類義語について解説していきます。

 

2.殖えるの意味と類義語について

 

では殖えるの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず殖えるは「(財産・動植物が)多くなること」の意味として用いられています。

 

「ふえる」は一般的には”増える”と書き表されることが多いですが、”増える”には上記の”殖える”の意味も含まれています。

 

 

”増える”は「(数や量が)多くなること」の意味で用いられ、
”殖える”はより限定的な「(財産・動植物が)多くなること」の意味で用いられます。

 

なので”殖える”よりも”増える”の方が広く様々な場面で使うことができます。

 

 

 

殖えるを用いた例文としては、「財産が殖えるのは良いことだ」や、
「これは胞子で殖える植物だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また殖えるの類義語としては、「増加(ぞうか)・増大(ぞうだい)・増殖(ぞうしょく)・繁殖(はんしょく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても殖えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「殖えるの読み方と意味、”うえる”と”ふえる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 殖えるの正しい読み方は「ふえる」で、「うえる」は間違い。
  • 殖えるは「(財産・動植物が)多くなること」の意味。
  • 殖えるの類義語には、「増加・増大・増殖・繁殖」などがある。

 

 

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