結論から言ってしまうと、殖えるの正しい読み方は「ふえる」になります。
殖えるの”殖”は「ふ(える)」「しょく」と読むことはできますが、
「う(える)」と読むことはできないので、殖えるを「うえる」と読むのは間違いです。
「うえる」というのは、”植える”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で殖えるの意味について解説していきます。
殖えるは「(財産・動植物が)多くなること」の意味として用いられています。
「ふえる」は一般的には”増える”と書き表されることが多いですが、”増える”には上記の”殖える”の意味も含まれています。
”増える”は「(数や量が)多くなること」の意味で用いられ、
”殖える”はより限定的な「(財産・動植物が)多くなること」の意味で用いられます。
なので”殖える”よりも”増える”の方が広く様々な場面で使うことができます。
殖えるを用いた例文としては、「財産が殖えるのは良いことだ」や、
「これは胞子で殖える植物だ」のような使い方で用いられています。
以上が「殖えるの読み方と意味、”うえる”と”ふえる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど