さて日常的に使われるもので「揮う」という言葉があります。
この揮うに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは揮うの読み方と意味、「ふるう」と「あてがう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.揮うの正しい読み方は「ふるう」「あてがう」?
では揮うの正しい読み方は、「ふるう」「あてがう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、揮うの正しい読み方は「ふるう」になります。
揮うの”揮”は「ふる(う)」「き」と読むことはできますが、「あてが(う)」と読むことはできないので、揮うを「あてがう」と読むのは間違いです。
「あてがう」というのは、”宛てがう・宛がう”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で揮うの意味と類義語について解説していきます。
2.揮うの意味と類義語について
では揮うの意味と類義語について見ていきましょう。
まず揮うは「持っている力を十分に発揮すること」の意味として用いられています。
揮うを用いた例文としては、「熱弁を揮う」や、
「彼が腕を揮った料理」のような使い方で用いられています。
また揮うの類義語としては、「全力(ぜんりょく)・渾身(こんしん)・奮闘(ふんとう)・傾注(けいちゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても揮うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「揮うの読み方と意味、”ふるう”と”あてがう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 揮うの正しい読み方は「ふるう」で、「あてがう」は間違い。
- 揮うは「持っている力を十分に発揮すること」の意味。
- 揮うの類義語には、「全力・渾身・奮闘・傾注」などがある。