さて日常的に使われるもので「普く」という言葉があります。
この普くに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
普くがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは普くの読み方と意味、「ふく」と「あまねく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．普くの正しい読み方は「ふく」「あまねく」？
では普くの正しい読み方は、「ふく」「あまねく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、普くの正しい読み方は「あまねく」になります。
普くの”普”は「あまね（く）」「ふ」と読むことができますが、
普くは「あまねく」と読むのが正しく、「ふく」と読むのは間違いです。
「あまねく」は普くの他にも”遍く”と書き表され、一般的には”遍く”と書き表されることが多いです。
”遍く・普く”はどちらも意味は同じです。
次の章で普くの意味と類義語について解説していきます。
２．普くの意味と類義語について
では普くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず普くは「もれなく全てに及んでいるさま。広く。一般的に」の意味として用いられています。
普くを用いた例文としては、「隅々（すみずみ）まで普く照らす」や、
「全国に普く知られている」のような使い方で用いられています。
また普くの類義語としては、「普遍（ふへん）・全般（ぜんぱん）・網羅（もうら）・全面（ぜんめん）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても普くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「普くの読み方と意味、”ふく”と”あまねく”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 普くの正しい読み方は「あまねく」で、「ふく」は間違い。
- 普くは「もれなく全てに及んでいるさま。広く。一般的に」の意味。
- 普くの類義語には、「普遍・全般・網羅・全面」などがある。