さて日常的に使われるもので「冷汗」という言葉があります。
この冷汗に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
冷汗がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは冷汗の読み方と意味、「ひやあせ」と「れいかん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.冷汗の正しい読み方は「ひやあせ」「れいかん」?
では冷汗の正しい読み方は、「ひやあせ」「れいかん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、冷汗の正しい読み方は「ひやあせ」「れいかん」の両方になります。
冷汗の”冷”は「さ(める)」「ひ(や)」「れい」、”汗”は「あせ」「かん」と読むことができます。
ただ一般的には冷汗は「れいかん」と読むことが多く、「ひやあせ」は”冷や汗”と書き表されることが多いです。
また冷汗(れいかん)のように「冷(れい)」が用いられている言葉には、
「冷静(れいせい)・冷房(れいぼう)・冷淡(れいたん)・冷血(れいけつ)」などがあります。
冷汗(れいかん)のように「汗(かん)」が用いられている言葉には、
「発汗(はっかん)・汗顔(かんがん)・多汗(たかん)・汗腺(かんせん)」などがあります。
次の章で冷汗の意味と類義語について解説していきます。
2.冷汗の意味と類義語について
では冷汗の意味と類義語について見ていきましょう。
まず冷汗は「ひどく恥ずかしかったり、恐ろしかったりしたときなどに出る汗のこと」の意味として用いられています。
冷汗を用いた例文としては、「冷汗を流す」や、
「冷汗をかいた」のような使い方で用いられています。
また冷汗の類義語としては、「脂汗(あぶらあせ)・発汗(はっかん)・流汗(りゅうかん)・汗顔(かんがん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても冷汗と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「冷汗の読み方と意味、”ひやあせ”と”れいかん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 冷汗の正しい読み方は「ひやあせ」「れいかん」の両方。
- 冷汗は「ひどく恥ずかしかったり、恐ろしかったりしたときなどに出る汗のこと」の意味。
- 冷汗の類義語には、「脂汗・発汗・流汗・汗顔」などがある。