さて日常的に使われるもので「就く」という言葉があります。
この就くに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
就くがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは就くの読み方と意味、「つく」と「しゅうく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.就くの正しい読み方は「つく」「しゅうく」?
では就くの正しい読み方は、「つく」「しゅうく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、就くの正しい読み方は「つく」になります。
就くの”就”は「つ(く)」「しゅう」「じゅ」と読むことができますが、
就くは「つく」と読むのが正しく、「しゅうく」と読むのは間違いです。
次の章で就くの意味と類義語について解説していきます。
2.就くの意味と類義語について
では就くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず就くの意味は下記のとおりです。
- ある地位・役職に身を置くこと
- 就職すること
- その状態になること
- 従うこと
- (”〜について”の形で)〜に関して
- (”〜につき”の形で)〜ごとに
就くを用いた例文としては、「いつも21時には眠りに就く」や、
「師に就いて学ぶ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「その状態になること」の意味で、
後者の例文は「従うこと」の意味で使用しています。
また就くの類義語としては、「着任(ちゃくにん)・就任(しゅうにん)・起用(きよう)・登用(とうよう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても就くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「就くの読み方と意味、”つく”と”しゅうく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 就くの正しい読み方は「つく」で、「しゅうく」は間違い。
- 就くの類義語には、「着任・就任・起用・登用」などがある。
<就くの意味>
- ある地位・役職に身を置くこと
- 就職すること
- その状態になること
- 従うこと
- (”〜について”の形で)〜に関して
- (”〜につき”の形で)〜ごとに