このページでは訝しむの読み方と意味、「あやしむ」と「いぶかしむ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.訝しむの正しい読み方は「あやしむ」「いぶかしむ」?

 

結論から言ってしまうと、訝しむの正しい読み方は「いぶかしむ」になります

 

訝しむの”訝”は「いぶか(しむ)」「が」「げん」と読むことはできますが、
「あや(しむ)」と読むことはできないので、訝しむを「あやしむ」と読むのは間違いです。

 

 

「あやしむ」というのは、”怪しむ”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で訝しむの意味について解説していきます。

 

2.訝しむの意味について

 

訝しむは「怪しいと感じること。疑わしく思うこと。不審(ふしん)に思うこと」の意味として用いられています。

 

 

訝しむを用いた例文としては、「彼の行動を訝しむ」や、
「訝しむ態度が表に出ている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また訝しむの類義語としては、「不信(ふしん)・胡散(うさん)・怪訝(けげん)・疑惑(ぎわく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても訝しむと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「訝しむの読み方と意味、”あやしむ”と”いぶかしむ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 訝しむの正しい読み方は「いぶかしむ」で、「あやしむ」は間違い。
  • 訝しむは「怪しいと感じること。疑わしく思うこと。不審に思うこと」の意味。
  • 訝しむの類義語には、「不信・胡散・怪訝・疑惑」などがある。

 

 

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