結論から言ってしまうと、弾くの正しい読み方は「ひく」「はじく」の両方になります。
弾くの”弾”は「たま」「はず(む)」「ひ(く)」「はじ(く)」と読むことができます。
ただ弾くは「ひく」「はじく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で弾くの意味について解説していきます。
弾く(ひく)は「鍵盤(けんばん)楽器や弦楽器などを演奏すること」の意味として用いられています。
鍵盤楽器は”ピアノ・オルガン・アコーディオンなどのこと”で、弦楽器は”バイオリン・ギター・三味線(しゃみせん)・琵琶(びわ)などのこと”です。
弾くを「ひく」と読むと上記のような意味になりますが、「はじく」と読むと「曲げた物が元に戻る力で打つこと/寄せつけないこと/指先で小さい物を動かすこと」の意味となります。
このように弾くは「ひく」「はじく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
弾くを用いた例文としては、「爪で弦を弾(はじ)く」や、
「この素材は水をよく弾(はじ)く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「曲げた物が元に戻る力で打つこと」の意味で、
後者の例文は「寄せつけないこと」の意味で使用しています。
以上が「弾くの読み方と意味、”ひく”と”はじく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど