このページでは這うの読み方と意味、「はう」と「のたまう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.這うの正しい読み方は「はう」「のたまう」?

 

結論から言ってしまうと、這うの正しい読み方は「はう」になります

 

這うの”這”は「は(う)」「しゃ」と読むことはできますが、「のたま(う)」と読むことはできず、這うを「のたまう」と読むのは間違いです。

 

 

「のたまう」というのは、”宣う”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で這うの意味と類義語について解説していきます。

 

2.這うの意味と類義語について

 

這うは「手足(または腹)を地面・床などにつけて進むこと/虫や蛇などが地面に体をすりつけて進むこと/植物などが地面や壁面に沿(そ)って伸びること」の意味として用いられています。

 

 

這うを用いた例文としては、「蛇の這った跡を発見した」や、
「壁にツタを這わせている」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「虫や蛇などが地面に体をすりつけて進むこと」の意味で、
後者の例文は「植物などが地面や壁面に沿って伸びること」の意味で使用しています。

 

 

 

また這うの類義語としては、「匍匐(ほふく)・腹這い(はらばい)・蠕動(ぜんどう)・引きずる」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても這うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「這うの読み方と意味、”はう”と”のたまう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 這うの正しい読み方は「はう」で、「のたまう」は間違い。
  • 這うは「手足(または腹)を地面・床などにつけて進むこと/虫や蛇などが地面に体をすりつけて進むこと/植物などが地面や壁面に沿って伸びること」の意味。
  • 這うの類義語には、「匍匐・腹這い・蠕動・引きずる」などがある。

 

 

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