さて日常的に使われるもので「萎れる」という言葉があります。
この萎れるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは萎れるの読み方と意味、「しおれる」と「しなびれる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.萎れるの正しい読み方は「しおれる」「しなびれる」?
では萎れるの正しい読み方は、「しおれる」「しなびれる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、萎れるの正しい読み方は「しおれる」になります。
萎れるの”萎”は「な(える)」「しお(れる)」「しぼ(む)」「しな(びる)」と読むことができますが、「しなび(れる)」と読むことはできず、萎れるを「しなびれる」と読むのは間違いです。
「しなびれる」というのは、”萎びれる”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で萎れるの意味と類義語について解説していきます。
2.萎れるの意味と類義語について
では萎れるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず萎れるは「草花が生気をなくしてぐったりすること/元気をなくして落ち込むこと」の意味として用いられています。
萎れるを用いた例文としては、「花が萎れる」や、
「実験で失敗して萎れる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「草花が生気をなくしてぐったりすること」の意味で、
後者の例文は「元気をなくして落ち込むこと」の意味で使用しています。
また萎れるの類義語としては、「萎える(なえる)・萎む(しぼむ)・萎縮(いしゅく)・悄然(しょうぜん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても萎れると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「萎れるの読み方と意味、”しおれる”と”しなびれる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 萎れるの正しい読み方は「しおれる」で、「しなびれる」は間違い。
- 萎れるは「草花が生気をなくしてぐったりすること/元気をなくして落ち込むこと」の意味。
- 萎れるの類義語には、「萎える・萎む・萎縮・悄然」などがある。