このページでは萎むの読み方と意味、「しぼむ」と「すぼむ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.萎むの正しい読み方は「しぼむ」「すぼむ」?

 

結論から言ってしまうと、萎むの正しい読み方は「しぼむ」になります

 

萎むの”萎”は「な(える)」「しぼ(む)」「しお(れる)」「い」と読むことはできますが、「すぼ(む)」と読むことはできないので、萎むを「すぼむ」と読むのは間違いです。

 

 

「すぼむ」というのは、”窄む”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で萎むの意味と類義語について解説していきます。

 

2.萎むの意味と類義語について

 

萎むは「草花が生気をなくしてぐったりすること/いっぱいに膨らんでいたものが張りを失い、縮んで小さくなること/好ましいものへの期待で大きく膨らんでいたものが、勢いを失って小さくなること」の意味として用いられています。

 

 

萎むを用いた例文としては、「風船が萎む」や、
「希望が萎む」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「いっぱいに膨らんでいたものが張りを失い、縮んで小さくなること」の意味で、後者の例文は「好ましいものへの期待で大きく膨らんでいたものが、勢いを失って小さくなること」の意味で使用しています。

 

 

 

また萎むの類義語としては、「萎える(なえる)・萎れる(しおれる)・萎縮(いしゅく)・消沈(しょうちん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても萎むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「萎むの読み方と意味、”しぼむ”と”すぼむ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 萎むの正しい読み方は「しぼむ」で、「すぼむ」は間違い。
  • 萎むは「草花が生気をなくしてぐったりすること/いっぱいに膨らんでいたものが張りを失い、縮んで小さくなること/好ましいものへの期待で大きく膨らんでいたものが、勢いを失って小さくなること」の意味。
  • 萎むの類義語には、「萎える・萎れる・萎縮・消沈」などがある。

 

 

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