結論から言ってしまうと、萎むの正しい読み方は「しぼむ」になります。
萎むの”萎”は「な(える)」「しぼ(む)」「しお(れる)」「い」と読むことはできますが、「すぼ(む)」と読むことはできないので、萎むを「すぼむ」と読むのは間違いです。
「すぼむ」というのは、”窄む”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で萎むの意味と類義語について解説していきます。
萎むは「草花が生気をなくしてぐったりすること/いっぱいに膨らんでいたものが張りを失い、縮んで小さくなること/好ましいものへの期待で大きく膨らんでいたものが、勢いを失って小さくなること」の意味として用いられています。
萎むを用いた例文としては、「風船が萎む」や、
「希望が萎む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「いっぱいに膨らんでいたものが張りを失い、縮んで小さくなること」の意味で、後者の例文は「好ましいものへの期待で大きく膨らんでいたものが、勢いを失って小さくなること」の意味で使用しています。
また萎むの類義語としては、「萎える(なえる)・萎れる(しおれる)・萎縮(いしゅく)・消沈(しょうちん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても萎むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「萎むの読み方と意味、”しぼむ”と”すぼむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>